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【ブログ】友情結婚は事前のルール作りが大切 #2
2023年5月10日今回のテーマは前回の続きです。友情結婚を円滑に進めて行くためには、明確なルール作りがマストになります。友情結婚のデメリットは、お互いに恋愛感情がない分、許容範囲が狭くなる傾向にあることです。相手に何か伝えたいことや察して欲しいことがある場合は、態度で示すのではなく、トラブルや誤解を招く前に言葉できちんと伝えることが大切です。
また結婚生活をする上で、お互いの協力が必要な時、二人で共有するものに関しては、明確なルール作りが何よりも重要になります。
上記の内容は通常の恋愛結婚であっても必要なことではありますが、特に友情結婚の場合は、お互いに恋愛感情がない分、些細な問題がストレスとなり、積み重なることで、早期離婚へ繋がる可能性が十分考えられため、よりルール作りを明確化する必要があります。③生活のこと
育ってきた環境も異なり、元々は他人であるため、当然生活リズムに違いもでてきます。価値観や考え方も違う人間と同じ屋根の下で暮らす場合、些細なことがストレスとなります。洗濯物の畳み方ひとつで喧嘩になることもあります。特に家事に関しては、当番制にするなど、しっかりとした役割分担を決めておいた方がトラブルにならずに済みます。その他、生活する上で話し合う必要がある項目は以下の通りです。
例えば…
・お互いの生活のリズム
・家事分担
・休日の過ごし方
・夫婦で共有する時間
友情結婚はどうしても情緒的な繋がりが気薄になります。生活を共にする上で、意識的に話し合う時間をできるだけ設けることが大切です。④パートナーのこと
これに関しては、互いのセクシャルによって話し合いが不要な場合がございます。ゲイやレズビアンは、恋愛感情が異性に向かないだけで、同性に対しては持ち合わせているため、この課題に直面する可能性があります。
そもそも友情結婚をする前に、相手にパートナーがいるのか、またいた場合は結婚後も関係を継続するのか、パートナーがいることを容認するのか、お互いに確認する必要があります。もしお互いのパートナーの存在を容認するのであれば、以下の様な問題がでてくるかと思います。
例えば…
・どれぐらいの頻度でパートナーと会うのを容認するのか
・自宅へ招くのか
・友情結婚のことをどう説明するのか
・結婚後もパートナーとの関係を継続させるのか
・子供ができた場合どうするのか
上記は、友情結婚特有の問題であります。お互いのパートナーの存在を容認することでより生活が複雑化されます。二人の間に子供が生まれた場合、うまく支え合えるのか、生まれてきた子供にはどう説明するのか。また結婚していない側のパートナーには友情結婚を心から容認してもらえるのか。など、より多くの配慮が必要となります。友情結婚を円滑にするためには、何かしら諦めることも必要です。自分の欲を優先しすぎてしまうと、誰かを傷付けることもあります。既に大切なパートナーがいる方は、自分にとって本当に「友情結婚」が必要なのか、改めて考える必要があります。以上の様に、友情結婚を円滑に進めて行くためにも、ルールの明確化は最も大切なことです。また結婚はお互いの家族とも関わることになります。お互いの家族に友情結婚のことを伝えるのか、親戚付き合いをどうしていくのかなど、別の課題も生まれます。これらの課題を二人で乗り越えるためにも沢山話し合い、誤解やけんかを防ぐためにも明確なルール作りを徹底し、円満な結婚生活を送りましょう。
※引用文献「ジローの婚活学」元婚活冒険家のジローがみんなを応援するブログ