• 【友情結婚とは?】

    「友情結婚」とは恋愛関係や性的関係ではなく、お互いの利害や価値観の近い者同士が、婚姻関係を結ぶ結婚のことを言います。
    友情結婚(契約結婚)もいくつかパターンがあり、恋愛感情はないが、友達としてお互い認め合った者同士でする友情結婚と、または恋愛関係でも友情関係でもなく、結婚に求めるお互いの条件が一致した者同士が結婚する契約結婚に近いパターンがございます。

  • 【友情結婚を望む人たちとは?】

    主にセクシャルマイノリティの方たちが多く希望されます。
    恋愛感情がなく、性嫌悪のあるアセクシャル。恋愛感情は抱くが、性行為が苦手、またはしたくないノンセクシャル。恋愛感情も性的欲求もあるが、対象が同性であるゲイやレズビアン。
    いわゆる一般的に多い恋愛関係や性的関係のある結婚に抵抗のある方たちのための結婚であります。

  • 【友情結婚を望む理由とは?】

    友情結婚を望む理由は個人により様々です。
    以下はLIKE会員様の中で最も多い理由です。

    1.世間体

    世間は未だに「結婚して一人前」「女性は子供を産むのが当たり前」と言う認識を持つ人たちが多く、ある程度年齢を重ねてからも独身でいると、家族や職場からプレッシャーやハラスメントを受けることがあります。変な噂をたてられたり、生活する上で避けられない環境や付き合いで、非常に居心地の悪い思いをしているというお声をよく耳にします。
    都心では世代によって、そう言った認識も徐々に薄れ始めてきましたが、地方ですとまだまだ深く根付いているのが現状です。そう言った世間の目や両親からのプレッシャーを避けるため、友情結婚を望む方が多いようです。

    2.人生を共にするパートナーが欲しい

    恋愛結婚は望まないものの、この先の人生を孤独に過ごすよりは、信頼できるパートナーと共に人生を歩んで行きたいと言う理由から友情結婚を望む方もいらっしゃいます。
    そもそも結婚や恋人関係に、恋愛感情や性行為が必要という考えはなく、友達同士で楽しく余生を過ごしていくことを理想としている方も多いようです。

    3.家族への憧れ、子供が欲しい

    一般的に多い恋愛関係や性的関係のある結婚への抵抗はあるものの、家族や我が子を持つ ことへの憧れから、友情結婚を望む方も多くいらっしゃいます。

  • 【多様化する結婚のカタチ】

    恋愛ソング、恋愛ドラマ、恋愛小説など...。
    この世のあらゆるジャンルに「恋愛」のカテゴリが存在することからもわかるように、恋愛感情は一般的に誰もが持ち合わせているものとされており、結婚も恋愛を経てするものだと多くの方が認識されています。
    ですが、昭和初期は両親が決めた相手と、初対面で結婚をする「お見合い結婚」が一般的であり、現代でも恋愛感情や性的欲求を持ち合わせているにも関わらず、結婚の条件に恋愛を必要としていないセクシャルマジョリティの方たちも増えてきました。あくまでも世間から、または仕事上での信頼を得るため、生活する上で経済面から見て、必要であるものと言う認識で結婚をする方たちも多いようです。

    以下は法律で定められている結婚の条件です。
    ・結婚する意思を二人が持っていること
    ・男性女性ともに18歳になっていること
    ・結婚していないこと
    ・女性は再婚禁止期間を過ぎていること
    ・近親婚ではないこと
    ・未成年者は親も同意していること

    結婚をする条件に恋愛関係であることは含まれておりません。人種・年齢・性別など、多方面で多様な考え方が認められている現代において、普通の基準も人それぞれです。
    多数派=普通ではありません。
    恋愛結婚・友情結婚問わず、お互いを尊重し合い、価値観を共有できるパートナーと生涯を共にすることこそが、素敵な結婚のカタチではないかと思います。